国際正道-空手連盟 FIKAとは
1980年に、当時極真会館芦原道場大阪支部の支部長だった石井和義が独立し設立。設立当初の名称は正道館で、後に新日本空手道連盟正道会館に改称。
80年代中盤から、フルコンタクト空手の競技で勝つための実践的なスタイルを提唱、様々なオープントーナメントに選手を送りこんで活躍し、後に「常勝軍団」とまで称されました。
その後、「USA大山空手vs正道空手5対5マッチ」、「トーワ杯カラテジャパンオープン」、「格闘技オリンピック」やリングス参戦などを経てキックボクシングの形式での活動を拡大。1993年にK-1 GRAND PRIXを初開催し、日本の格闘技ブームの火付け役となりました。
いわゆる一般的なフルコンタクト空手の技術に加え、片手による一瞬の掴み・掛けを認めており、掴んで崩す・捌く技術体系、左の中段(レバー)を軸とする攻撃の組立や、相手のサイドに入って攻撃を行うポジショニング理論等が特徴的です。
また、他流派大会への厳しい挑戦の過程で進化した実践的・科学的な技術は、伝統的な技術や根性論とは一線を画する「勝つための空手」として、いまも進化を続けています。
2016年8月30日より国際正道-空手連盟 FIKAを正式発足。更なる挑戦を目指します。
正道会館の理念
一般部 正道八ヶ条
一 吾々は、心技体を研く場こそ道場としるべし。
一 吾々は、収めしままの刀は錆びつくと知るべし。
一 吾々は、己が力を誇示せず、自制の心を持つべし。
一 吾々は、物事において後悔せん事を宗とするべし。
一 吾々は、押忍の精神を宗とするべし。
一 吾々は、世の中の静と動を見極めるべし。
一 吾々は、文武両道を以って有言実行を成すべし。
一 吾々は、日々精進し、正道の道を極めるべし。
少年部 正道八ヶ条
一 人とむやみに争わない事。
一 人の悪口を言わない事。
一 人に偉そうにしない事。
一 人に感謝の気持ちを持つ事。
一 自分の知っている事は、他人にも親切に教えてあげる事。
一 自分の間違いを改め、良いところを伸ばす事。
一 自分自身に自信を持つ事。
一 家族・仲間を大切にする事。
正道会館創始者:石井和義宗師のダイジェスト